ポンプが吸わない!?急な停止を防ぐAROの特許技術
2024/06/17
はじめに
ダイヤフラムポンプの使用中、動作が停止してしまうことがあります。
よくある原因と対策については、こちらのコラムに掲載しておりますのでご覧ください。
今回は、エアーバルブが原因となるポンプの動作停止と、それを防止するAROの特許技術「アンバランスエアーバルブ」について解説します。
目次
- 中間停止とは?
- アンバランスエアーバルブとは?
- まとめ
中間停止とは?
中間停止とは、主にエアー駆動ポンプのエアーバルブが動作途中で突然停止する現象です。
原因としては供給エアーの圧力が低い場合などに、バルブが切り替え途中に中立状態となることで発生します。
その場合、ポンプを再起動するためにハンマーでたたくといった対応がとられることがありました。
しかし中間停止を防止するのがAROの特許技術アンバランスエアーバルブです。
アンバランスエアーバルブとは?
AROのアンバランスエアーバルブは特許取得済みの技術であり、ポンプの動作中にエアーバルブの中間停止を防ぐ設計となっています。
このバルブは左右非対称となっており、バルブを切り替える際に反対側にもエアー圧をかけ続けることで切り替え動作がスムーズに行われ中間停止を防いでいます。
このバルブ構造は低いエアー圧でもポンプが停止することなく動作する特徴があります。
参照:インガソールランド社 製品カタログ
まとめ
中間停止を防止するAROダイヤフラムポンプの特許技術、「アンバランスエアーバルブ」について解説しました。
ポンプが稼働途中で停止してしまう、スムーズに動かなくなる等お困りのお客様はぜひこの機会にAROダイヤフラムポンプをご検討下さい。
【AROダイヤフラムポンプのカタログはこちら】