【排水処理施設の担当者必見】汚泥に強いAROダイヤフラムポンプ
目次
・はじめに
・排水処理施設におけるポンプへの負荷と役立つ理由
・導入事例
・おわりに
はじめに
排水処理施設では、汚水や処理水の移動、汚泥の移送など様々な用途でポンプが欠かせない存在となっています。
排水処理施設で扱う液体には、固形分や繊維状物質を含む汚泥など、ポンプにとって過酷な条件となるものが多く存在します。
今回は、そんな汚泥処理に強いAROダイヤフラムポンプについて解説します。
排水処理施設におけるポンプへの負荷と役立つ理由
汚泥の特性とポンプへの負荷
汚泥は、有機物や無機物など様々な物質が混ざり合った、粘性の高い固形分を含む流体です。
このような汚泥を扱うポンプには、以下の様な負荷がかかります。
摩耗
汚泥に含まれる砂などの固形分が、ポンプの接液部品を摩耗させます。
閉塞
繊維状物質や固形分がポンプ内部に詰まり、閉塞を引き起こします。
腐食
汚泥に含まれる化学物質によってポンプの材質が腐食することがあります。
AROダイヤフラムポンプが汚泥処理に役立つ2つの理由
汚泥処理は、排水処理施設の工程の1つですが汚泥の特性上、ポンプには大きな負担がかかります。AROダイヤフラムポンプは汚泥処理の現場で力を発揮するポンプです。
粘度・固形物に強い
粘度の高い液体や固形分を含む液体搬送に優れています。汚泥のように粘性が高く、様々な物質が混ざり合った流体を扱う際に力を発揮します。
耐摩耗性に優れた材質
過酷な条件下でも耐えられるよう、耐摩耗性に優れた材質を選択できます。これにより汚泥に含まれる固形分による摩耗を防ぎ、ポンプの寿命を延ばすことができます。
導入事例
【製造業】株式会社ミラクア
【製品品番】
・6661T3-3EB-C
・6661A3-3EB-C
・666053-3EB
使用環境・用途
段ボールの排水処理において、液体から固体を分離するフィルタープレスに送液するために使用しています。
商品を購入いただいた経緯
フィルタープレスメーカーから推奨があり購入に至りました。
導入してよかった点、導入後の感想
小型であるにもかかわらず、非常に高い出力を持っており、フィルタープレスの性能を十分に引き出してくれています。
おわりに
排水処理施設におけるポンプの負荷と、AROダイヤフラムポンプが汚泥処理で役立つ理由について解説しました。
汚泥は、粘性が高く、固形分を多く含むためポンプにとって過酷な条件となります。AROダイヤフラムポンプは、耐摩耗性に優れた材質を採用し、粘度・固形分に強い設計となっています。
汚泥処理にお困りの排水処理施設担当者様は、ぜひ一度AROダイヤフラムポンプをご検討ください。
【AROダイヤフラムポンプのカタログはこちらから】