【簡単解説】AROダイヤフラムポンプ本体素材の特徴 7選
2024/05/28
はじめに
AROダイヤフラムポンプは、搬送する流体に適した本体素材を選ぶことにより長期間にわたり安定した稼働が可能になります。
今回は素材ごとの特徴を簡単にご紹介します。
本体素材別の特性
①アルミニウム:軽量でコスト効率が良い
②ステンレススチール:高い耐腐食性と耐久性を持つ、強度も高い
③ハステロイC®:極めて高い耐腐食性と耐熱性に優れている
④鋳鉄:強度に優れ、耐摩耗性が高い
⑤ポリプロピレン (PP):耐薬品性に優れ、コスト効率が高い
⑥導電性アセタール:高い強度、耐摩耗性と耐薬品性に優れる ※アースをとることが可能
⑦PVDF:耐薬品性と耐熱性を持ち、高い強度を誇る
分類 | 素材名 |
---|---|
耐腐食性 | ステンレススチール、ハステロイC® |
耐久性 | ステンレススチール |
耐熱性 | ハステロイC®、PVDF |
耐摩耗性 | 鋳鉄、導電性アセタール |
耐薬品性 | ポリプロピレン (PP)、導電性アセタール、PVDF |
強度 | ステンレススチール、鋳鉄、導電性アセタール、PVDF |
軽量 | アルミニウム |
まとめ
今回は、本体素材ごとの特徴を簡単にご紹介しました。
ユニツール株式会社では、ご希望用途に合わせた最適なダイヤフラムポンプの選定から修理まで長期稼働のお手伝いをしています。
一部、デモ機の無料貸し出しも行っておりますのでお気軽にご連絡ください。