ユニツール株式会社

  • 製品
    • ダイヤフラムポンプ
    • ピストンポンプ
    • ポンプアクセサリー
    • エアツール
    • エアモーター
    • エアバランサー
    • ホイスト
    • 関連商品
  • 導入事例
  • 新着情報
  • コラム
  • 会社概要

ユニツール株式会社

TEL 042-376-8747
  • 製品
    • ダイヤフラムポンプ
    • ピストンポンプ
    • ポンプアクセサリー
    • エアツール
    • エアモーター
    • エアバランサー
    • ホイスト
    • 関連商品
  • 導入事例
  • 新着情報
  • コラム
  • 会社概要
お問い合わせ
COLUMN

コラム

ホームコラムダイヤフラムポンプ防爆ポンプのATEX認証とは?|危険物搬送の安全対策と規格解説

防爆ポンプのATEX認証とは?|危険物搬送の安全対策と規格解説

2026/07/10
ダイヤフラムポンプ

「可燃性の液体を扱うが、安全に搬送できているか不安…」

化学プラント、塗装工場、石油関連施設などで、可燃性・爆発性液体を扱う現場では、安全対策が最重要課題です。

不適切なポンプを使用すると、火災や爆発事故のリスクが高まります。

本記事では、90年以上の実績を持つAROダイヤフラムポンプの知見をもとに、防爆ポンプの基礎知識、ATEX認証の解説、危険物搬送の安全対策を解説します。

防爆ポンプとは? なぜ必要か

まず、防爆ポンプの基本と必要性を解説します。

防爆ポンプの定義

防爆ポンプとは、可燃性ガスや蒸気が存在する危険場所で使用しても、着火源とならない構造を持つポンプです。

着火源となる要因

  • 電気火花(モーター、スイッチ)
  • 高温表面(モーター、ベアリング)
  • 静電気
  • 機械的火花(金属摩擦)

なぜ防爆ポンプが必要か

危険物の例

  • ガソリン、軽油、灯油(石油製品)
  • アルコール類(メタノール、エタノール)
  • 有機溶剤(アセトン、トルエン、MEKなど)
  • 塗料、シンナー
  • 液化石油ガス(LPG)

これらの液体は、蒸気が空気と混合すると爆発性雰囲気を形成します。

爆発の3要素

  1. 可燃性物質(ガス、蒸気、粉塵)
  2. 酸素(空気)
  3. 着火源(火花、高温)

この3つが揃うと爆発が発生します。防爆ポンプは、着火源を排除することで爆発を防ぎます。

防爆ポンプを使用すべき場所

具体的な場所

  • 石油精製プラント
  • 化学工場
  • 塗装ブース
  • 燃料タンクエリア
  • 溶剤保管庫
  • 危険物倉庫

ATEX認証とは?

ATEX認証は、欧州の防爆規格です。

ATEXの意味

ATEX(Atmosphères Explosibles): フランス語で「爆発性雰囲気」を意味し、EU指令94/9/ECに基づく防爆機器の認証制度です。

ATEX指令の2つの分類

ATEX 95(機器指令)

  • 防爆機器の製造・販売に関する規制
  • 製造者の責任を定める

ATEX 137(使用者指令)

  • 危険場所での機器使用に関する規制
  • 使用者(事業主)の責任を定める

ATEX認証のカテゴリー

機器は、使用できる危険場所に応じて分類されます。

カテゴリー使用可能な場所安全レベル
カテゴリー1Zone 0, 20非常に高い
カテゴリー2Zone 1, 21高い
カテゴリー3Zone 2, 22通常

AROダイヤフラムポンプの認証 ほとんどのモデルでCE Ex11 2GD X(カテゴリー2)を取得しており、Zone 1およびZone 2で使用可能です。

危険場所の分類(Zone区分)

危険場所は、爆発性雰囲気が存在する頻度により分類されます。

ガス蒸気の危険場所(Gグループ)

Zone定義爆発性雰囲気の存在時間具体例
Zone 0連続的に存在年間1000時間以上タンク内部、密閉容器内
Zone 1通常運転時に時々存在年間10〜1000時間タンク周辺、配管フランジ付近
Zone 2異常時にのみ存在年間10時間未満換気設備のある作業場

粉塵の危険場所(Dグループ)

Zone定義爆発性雰囲気の存在時間
Zone 20連続的に存在年間1000時間以上
Zone 21通常運転時に時々存在年間10〜1000時間
Zone 22異常時にのみ存在年間10時間未満

危険場所の判定

判定のポイント

  • 可燃性液体の引火点
  • 蒸気の発生量
  • 換気の状態
  • 漏洩の可能性

例:ガソリンタンク周辺

  • タンク内部:Zone 0
  • タンク開口部周辺:Zone 1
  • タンク外側(換気良好):Zone 2

防爆構造の種類

防爆機器には、いくつかの防爆構造があります。

1. 耐圧防爆構造(d)

原理

  • 内部で爆発が起きても、容器が破損しない強度を持つ
  • 外部への炎の伝播を防ぐ

適用機器

  • 電動モーター
  • スイッチボックス

欠点

  • 重量・サイズが大きい
  • コストが高い

2. 内圧防爆構造(p)

原理

  • 内部に保護ガス(窒素、清浄空気)を封入
  • 内部圧力を外部より高く保つ

適用機器

  • 制御盤
  • 計装機器

欠点

  • 保護ガス供給が必要
  • メンテナンスが複雑

3. 安全増防爆構造(e)

原理

  • 通常運転時に火花が発生しない構造
  • 温度上昇を制限

適用機器

  • 特殊電動モーター
  • 接続箱

4. 本質安全防爆構造(i)

原理

  • 回路のエネルギーを着火に必要なエネルギー以下に制限
  • 短絡や断線が起きても着火しない

適用機器

  • センサー
  • 計測機器

5. 非電気式(エア駆動)

原理

  • 電気を使用しないため、電気火花が発生しない
  • 圧縮エアーで駆動

適用機器

  • エアダイヤフラムポンプ
  • エアモーター

最大のメリット

  • 本質的に防爆(構造上、着火源がない)
  • 認証が容易
  • メンテナンスが簡単
  • コストが低い

エア駆動ダイヤフラムポンプの防爆性能

エア駆動ダイヤフラムポンプは、防爆性能に優れています。

なぜエア駆動は安全か

理由1: 電気を使用しない

  • 電気モーター不要
  • 電気火花の発生源がない
  • スイッチ類も不要

理由2: 高温部がない

  • モーターの発熱がない
  • ベアリングの摩擦熱がない
  • 表面温度が低い

理由3: 静電気対策が容易

  • 導電性材質の使用
  • アース接続

理由4: 機械的火花のリスクが低い

  • 金属摩擦部がない(ダイヤフラム駆動)
  • 固形物噛み込み時も火花が発生しない

AROダイヤフラムポンプのATEX認証

認証内容

  • ほとんどのモデルでCE Ex11 2GD Xを取得
  • Zone 1, Zone 2, Zone 21, Zone 22で使用可能

認証のメリット

  • 欧州での使用が可能
  • 国際的な安全基準を満たす
  • 信頼性の証明

対象モデル

  • PROシリーズ:1/4インチ〜3インチ
  • EXPertシリーズ:1/4インチ〜3インチ

エア駆動ポンプの追加安全対策

さらに安全性を高めるための対策:

1. 導電性材質の使用

  • 静電気の蓄積を防ぐ
  • 導電性ダイヤフラムの採用

2. アース接続

  • ポンプ本体をアース
  • 配管系統もアース接続

3. 除電装置の設置

  • 液体の流動による静電気発生に対応

AROダイヤフラムポンプの危険物搬送実績

AROダイヤフラムポンプは、世界中の危険物搬送現場で使用されています。

石油・化学工業での実績

用途

  • 石油精製プラント
  • 化学薬品製造
  • 塗料製造等

搬送液体

  • ガソリン、軽油、灯油
  • 有機溶剤
  • 塗料、シンナー等

塗装工業での実績

用途

  • 自動車塗装ライン
  • 工業塗装ブース等

搬送液体

  • 塗料(溶剤系)
  • シンナー
  • 洗浄溶剤等

導入事例

使用モデル例

  • PH10A-BSS-SST
  • PD30S-BSS-STT-B

用途

  • 乳化剤の長距離移送
  • 工場ワークショップ内の廃液移送

評価ポイント

  • 安定性
  • 信頼性
  • 効率

危険物搬送の安全確保

可燃性・爆発性液体の搬送では、適切な防爆ポンプの選定と安全対策が不可欠です。

防爆ポンプの必要性

  • 着火源を排除し、爆発を防ぐ
  • 法令遵守の義務

ATEX認証

  • 欧州の防爆規格
  • カテゴリー2(Zone 1/2)で使用可能

危険場所の分類

  • Zone 0/1/2(ガス蒸気)
  • Zone 20/21/22(粉塵)

エア駆動ポンプの優位性

  • 電気を使用しない
  • 高温部がない
  • 本質的に安全

AROダイヤフラムポンプは、CE Ex11 2GD X(ATEX認証)を取得し、Zone 1/2での使用が可能です。

エア駆動による本質的な安全性と、90年以上の実績で、危険物搬送の安全を確保します。

詳しい防爆仕様のご相談は、下記ページからお問い合わせください。

ダイヤフラムポンプ

※記載の性能や実績は、特定の条件下で得られたものです。すべての環境で同じ結果を保証するものではないため、導入前には必ず担当者へご相談ください。

一覧に戻る

CONTACTお問い合わせ

お問い合わせ

PHONE電話でのお問い合わせ

042-376-8747
  • 製品
    • ダイヤフラムポンプ
    • ピストンポンプ
    • ポンプアクセサリー
    • エアツール
    • エアモーター
    • エアバランサー
    • ホイスト
    • 関連商品
  • 新着情報
  • 会社概要
  • コラム
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
© 2023 ユニツール株式会社